これは乾癬を専門とする3人の皮膚科医の個人的なつながりに基づいた連携体制です。組織同士の公的な連携ではありません。

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はじめに

乾癬は現在でも原因不明の難治性の皮膚疾患です。
欧米では人口比で約2%に見られる頻度の高い皮膚疾患ですが、日本においても数万人の患者がおり、増加傾向にあると考えられています。
現在治療法としては、外用療法、紫外線療法、内服療法などさまざまな方法がありますが、長期間の加療が必要なため、患者さんの理解と協力がなければよい効果は望めません。

この難治性疾患に対処するため、患者サイドとしては、各地に乾癬患者の会が立ち上げられ組織されるようになって来ました。このような会に参加することによって、治療効果を上げるために日常生活において注意すべき事柄や、軽快後に再増悪させないための知識を学んで頂ければ大いに役立つと思います。

しかし医療サイドでは個々の病院や診療所での乾癬外来のみで、あまり連携といった形になってきませんでした。
そのため症状の悪化や軽快に対して、それぞれの医療施設の特徴を生かせず、かえって治療効果が出にくかったり、治療が長期にわたる可能性も考えられます。
今回、以前より親交のあった大阪大学皮膚科乾癬外来の山岡先生、住友病院皮膚科部長の庄田先生、小林皮フ科の小林が、乾癬患者さんの診療分担や紹介、逆紹介などの病診連携を密にしていくためにこのようなホームページを立ち上げました。

乾癬の病診連携について

慢性疾患については、長期にわたる患者さんへの加療の継続や、軽快増悪にスムーズに対処するため病院と診療所の連携が欠かせません。皮膚疾患である乾癬についても同様です。症状の悪化があれば速やかに入院加療が必要ですし、軽快し外用のみで対処可能なら、通院に不便な大病院に行く必要もありません。同じ治療ならその効果を最大限に出すためにも、また治療の継続が患者さんの負担になるのを避けるためにも病診連携が今後重要になってくると思います。

皮膚科は内科や外科などとは異なり、あまり病院の規模によって差はありません。それよりは、乾癬治療に慣れた医師がいるか、設備があるか(紫外線照射装置、入浴施設)、入院できるかです。

紫外線照射などの頻回受診の必要があったり、外用のみでコントロール可能な患者さんは、夜間診療もあり受診時間も短くてすむ診療所にかかられる方が、負担が少ないと考えます。一方、症状悪化により入浴しての紫外線照射が必要になった場合や、免疫抑制剤の綿密なコントロールが必要な場合、将来的には生物学的製剤といった新しい加療が必要な場合などには、大学病院に依頼するケースとして考えられます。

いずれにしても病診連携が、患者さんの利益に繋がるものと考えます。